Anthropic は Claude Code 向けに新機能「Ultraplan」を発表した。タスク計画の処理をローカル環境からクラウドベースに移行し、開発者がターミナルを他の作業に充てられるようにする機能だ。計画と実装を並行して進められることで、開発効率が向上する。

クラウドへの移行による利点

従来、Claude Code でタスク計画を生成する際、ローカル環境でのリソース消費が大きく、その間ターミナルは計画作業に占有されていた。Ultraplan はこのボトルネックを解消する。

計画生成はクラウド側で実行され、開発者はその間にターミナルで他の開発作業を進められるようになった。たとえば、コードの修正、テストの実行、その他のタスクを並行処理できる。計画が完成したら、ブラウザまたはターミナルのいずれかから実行可能だ。

計画の細部編集も容易に

Ultraplan のもう一つの特徴は、計画に対する行単位のフィードバック機能だ。全体を再指示するのではなく、計画の特定セクションにコメントを付けて修正を指示できる。大規模な計画でも、効率的に微調整が可能になった。

現在の利用条件

Ultraplan は Claude Code ウェブ版ユーザー向けに提供されている。必要な環境は Claude Code バージョン 2.1.91 以降、GitHub リポジトリ、および Claude Code ウェブアカウントだ。

Amazon Bedrock、Google Cloud Vertex AI、Microsoft Foundry 経由の利用者には、現在のところ提供されていない。トークン消費量は従来の計画モード運用と変わらない。

開発ツール競争の加速

AI 統合開発環境の進化は加速している。GitHub Copilot、Cursor、そして Claude Code など、複数のプレイヤーが開発効率化の新しいUX を競い合う局面に入った。Ultraplan はクラウド化による時間的効率化で、その流れに参画するものだ。