マスク、OpenAI訴訟で1500億ドルを慈善基金へ——損害賠償請求を修正
エロン・マスクがOpenAIに対する訴訟を修正し、最大1500億ドルの賠償金をOpenAIの慈善基金に寄付するよう要求。マスクは「自分自身は1銭も求めない」と述べる一方で、CEOサム・アルトマンの基金理事会からの解任を要求している。
エロン・マスクがOpenAIとマイクロソフトに対する訴訟を修正し、最大1500億ドルを超える潜在的な損害賠償金をOpenAIの慈善基金に寄付するよう要求した。マスクの弁護士マーク・トベロフ氏は「マスクは自分自身に対して1銭も求めていない」と述べた。
訴訟の修正内容
修正された訴訟では、得られる可能性のあるすべての賠償金をOpenAIの慈善基金に充当することを要求している。これに加え、マスクはCEOサム・アルトマンとプレジデント グレッグ・ブロックマンが基金の理事会から外されることと、その財務的利益を基金に献上することを求めている。
マスクの主張
マスクの核心的な主張は、OpenAIが慈善的使命を放棄し、非営利ステータスを悪用して寄付者である自分を欺いたというもの。彼は、この修正した訴訟で企業が元々の公益的役割から逸脱したことを主張している。
OpenAIの反論
OpenAIは訴訟を一蹴し、「エゴ、嫉妬、競合企業を遅延させようとする欲望に駆動された嫌がらせキャンペーン」と特徴づけた。同社はまた、デラウェア州とカリフォルニア州の司法長官にマスクの行為を調査するよう請願している。
OpenAIは現在8520億ドルの評価額を持ち、新規公開株式公開(IPO)の準備中だとされている。
歴史的背景の複雑性
ただし、歴史的証拠はこの物語を複雑にしている。初期のインタビューノートによれば、マスク自身が2017年に営利部門の追加に同意し、非営利構造を維持しながら移行についての議論に積極的に参加していた。この背景は、現在の訴訟の主張との関係について疑問を生じさせている。