中国のスマートフォン大手・Honor が開発したヒューマノイドロボットが、北京で開催された半マラソン大会で約50分26秒で優勝し、人間の世界記録(約57分)を上回った。

驚異的な高速化を実現

Honor のロボットは脚の長さ約95cm で、液冷式の冷却システムを自社開発。今大会では約40%が自律走行、その他は遠隔操作で運行された。

注目すべきは、前年の優勝ロボット(2時間40分42秒)から 1時間50分以上の高速化 を達成したこと。ロボット技術の進化速度が加速していることを示している。

中国の技術戦略と米国との競争

中国の五カ年計画では「科学技術の最前線を狙う」として、ロボット産業を戦略的に位置付けている。中国企業3社がグローバル市場で最上級ベンダーと評価され、昨年は5,000ユニット以上の出荷実績を記録するなど、米国との競争領域として急速に勢力を伸ばしている。

このロボット半マラソンの成果は、単なるスポーツイベントの範囲を超え、中国がロボット工学、自律走行、エネルギー効率など複数の技術領域で世界水準に到達したことを象徴している。