地図アプリから実行できるAI

Googleは8月6日、Maps内の対話型AI「Ask Maps」を大幅アップデート。単なる「情報検索」から、実際にアクションを実行するエージェントへと進化させました。

これまでのAsk Mapsは「〇〇の近くにある店は?」といった質問に答えるだけでした。新バージョンでは「自宅の近くでビーガンアボカドトーストとオート麦ミルクラテが注文できる店は?」と聞くと、Square・Toast・Uber Eatsなどのプラットフォーム経由でその場で食事を注文できます。

何ができるようになったのか

食事注文機能

ユーザーが欲しい料理を指定すると、AIが対応する飲食店を検索し、そのまま注文画面へ遷移。決済まで Maps内で完結します。米国からの段階的展開が予定されています。

ホテル・宿泊施設の検索・予約

「ダウンタウンマイアミの会議用に、歩いて行ける範囲のジムとレストランがある、安くて上質なアーティスティックなホテルを探して」といった細かいリクエストに応答。価格比較と空室確認を行った上で、複数のオプションを提供します。

イベントチケット検索

「今夜、仕事の近くでコメディーショーやライブミュージックはありますか?」という質問に答え、チケット購入リンクを提供。その場でチケット購入できます。

パーソナルインテリジェンス機能

さらに注目はGmail・Googleカレンダーとの連携です。Mapsがメール・スケジュール情報を参照し、フライト到着時刻に合わせた周辺施設提案や、予定済みの会議場所周辺の食事・活動を事前に推奨します。デフォルトではオフですが、ユーザーが有効にすれば、より個別化された提案が可能に。

展開スケジュール

  • 食事注文機能: 米国での段階的展開
  • パーソナルインテリジェンス・リアルタイム交通: Ask Mapsが利用可能な全市場で展開予定

Mapsをナビゲーション・地図ツールから、日常生活全般のアシスタントへと変える戦略が鮮明です。OpenAIのGPT-4がブラウザ操作(Atlas)で実行を始めた流れと同じ—AIエージェントがユーザーの日常タスクを直接処理する時代に、Googleも本格参入しました。